児童・生徒が授業に興味を持ち、目を輝かせて話を聞く。
だからこそ内容が浸透して力がつく。
するとその授業とその科目が好きになる・・・
そのための教室の空気感づくりが「学習する空間づくり」です。
授業において「何をどう説明するか」ということ以上に、「どう伝えるか」ということが重要なのです。
児童・生徒が学力を伸ばしていく過程で、最も大切なものは「がんばってやってみよう」という本人のやる気です。
とするなら、教員という教える立場の者がまずやらなければならないことは「生徒のやる気を引き出す」ことなのではないでしょうか?
今までもさまざまな形の教員研修がいろいろな場で行われてきました。ただ、「学習する空間づくり」のノウハウを伝えるという概念での研修はありませんでした。
私はそのためのノウハウを体系化して多くの教員の方々に伝えていこうと、授業研を立ち上げました。
子どもの学力低下が叫ばれる昨今、学習に対する児童・生徒のやる気を引き出す「学習する空間づくり」を多くの教員や教員を目指す学生に身につけてもらいたい。そのためのノウハウを伝授し、ひとりでも多くの方々に実践し活かしてもらいたい。
資源のないわが国において、子どもたちは宝ものであるから。
未来の日本を担う、子どもたちのために・・・
授業学研究所
所長 大矢 純